本格的秋が近づいて・・

小生が住み暮らす日本海岸の街は越後の中心のような地方都市で

この時期以降日々夕日の色が妙に切なくなる。


以前奉職してたが障碍者でさらに病者になったことで電話一本で放逐された

故郷でも一番古くさい民間放送の企画で=ふるさとの遺産=らしきもの

其処のまあ数少ないアンケートの応募一位も日本海の夕陽だった気が。

浜辺で開催される日本海夕陽コンサートなるそのまんまのイベントもあるが

概して海に沈んでいく夏から秋にかけての夕陽が美しい街だ。


日本海というのはどうしても冬のイメージが強いのかもしれないが

実は海水浴や磯遊びの場所としちゃ太平洋岸より平均して水質は良い。

あと越後の場合、蒲原平野という県の中央部にある穀倉地帯の海岸部は

平野自体が沖積で出来た砂地な故か大概が遠浅の砂浜だ。

尤も今ではいくつもの河川工事護岸工事で砂が減ってしまい

テトラポットなんぞという不器量なものが多くなってはいるが。

今年の秋はいつになく訪れるのが遅いというか何時までも暑い(笑)

これぞ残暑という日々が容赦なく続くのは老体に堪えるが

其れでもこの色の海と赤すぎる夕陽が同じ時期に楽しめる

今年の夏から初秋は・・この街に住んで良かったと思わなくもない。


市街地ほど近い田園部には広大な田園が黄金色に広がる。

瑞穂の国とは此処の事でもあったのか・・と、気づくのはいつも秋だ。

薄野原を駆けた餓鬼のころから・・故郷の秋はどこか色が鮮やかだ。

のすたる爺の日々余命日記(笑)

日本海岸に生息する 壊れ物の莫迦親父が 気まぐれに綴る雑文と絵・・ 微妙に追憶要素過多。 かつ危険度も高い可能性大(笑) 絵柄も文章も微妙にロリィというか 低年齢好みと若干ちびデブ好きが 図らずも滲みだすのは 本人の業が深いから・・ だ、と自覚中(爆)

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