妙に暑い9月・・

いや,実際今年の夏、残暑は9月いっぱい続くと噂では・・

元々この街、小生が棲み暮らす日本海沿岸の地方都市一円は

雪国と呼ばれる割に夏の暑さが存外に酷い・・

其れゆえに南方系植物たるオリザ・ジャポニカ

米穀がわっさりと稔る穀倉地帯で在り得る訳だが。


平場、平野部の新米が出始め・・まもなく山間地の新米が市場に出る。

魚沼コシヒカリはあまりに有名になり過ぎた感があるが

なあに、水が清冽で寒暖差大きく特に昼の気温が高くなる場所なら

小生の故郷の県の場合、大概旨いカテゴリの米が穫れる。


新米炊くときはまず水加減・・普通の飯より硬めに炊くと旨い。

米そのものがまだ枯れてないんで水分含有量多いから・・

無論機械乾燥じゃない稲架木(はざぎ)干しなら最高だが

今時観光用兼ねた民俗遺産の稲刈り稲かけでもやらぬ限り

天然乾燥米など親族に専業米農家でも居なきゃまずお目にかかれない。

小生のような穀倉地ど真ん中の田舎生まれでも(笑)


新米の時期一番の楽しみはこまごましたお菜を並べて

炊きたてのご飯を喰うことだ・・無論贅沢なものは要らない。


塩鮭の腹側の皮に塩が吹いたようなやつとか古漬けの梅干し

刻んで醤油で和えたオクラ、胡瓜のひと塩、大根おろし、納豆

指先ほどの小茄子を辛子漬けにしたやつも旨い。

其処に具は鉄砲に切った葱だけの出汁の濃い味噌汁。

贅沢言えるなら筋子の粕漬、赤ひげ(アミの塩辛)、明太子

海苔の佃煮に烏賊の塩辛か共和えも良いかなあ・・・



ひたすらに旨い米を喰らうためのラインナップ小鉢で揃えて

定食と銘打って出したら案外田舎都会問わずに売れそうだけど。


本邦の古い名を豊芦原瑞穂圀・・葦が茂り稲穂が頭を垂れる国と言う。

やっぱり日本人のDNAには米食が刻まれてると思うんだよなあ。


のすたる爺の日々余命日記(笑)

日本海岸に生息する 壊れ物の莫迦親父が 気まぐれに綴る雑文と絵・・ 微妙に追憶要素過多。 かつ危険度も高い可能性大(笑) 絵柄も文章も微妙にロリィというか 低年齢好みと若干ちびデブ好きが 図らずも滲みだすのは 本人の業が深いから・・ だ、と自覚中(爆)

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