駄文・昭和追憶 ~時には・・・のように~
時には娼婦のように、と言う名の昭和歌謡、
なかにし礼作詞の名作があるが
・・ 真っ赤な口紅つけて黒い靴下を履いて・・
比のフレーズにちょいと萌えた大学時代の小生は
往時つるんでた小娘に懇願した記憶がある。
何とかこのシチュエーションを再現したくて(笑)
・・こんな格好でぇ、こーふんするんでつかぁ?・・
懇願に最後根負けして着替えた小娘の間抜け声に
後ろ向いてた小生が幾分期待して振り向いた深夜
6畳ひと間の安アパートの安物布団のうえ・・
妄想のなかのちょいアンニュイな仏蘭西映画の
娼婦とも遊び女(め)ともつかぬ艶冶な女体ではなく
お子ちゃまな白系下着にお稚児さん化粧を・・
其れも凄まじく下手くそな口紅のひき方で・・
なおかつ小生の黒のハイソックス膝まで引っ張り上げ
憮然としつつも奇怪な照れ笑いするちびデブが
往時の小生のアパートの深夜空間に具現してた(笑)
隣部屋の知りあいな風俗店勤務の兄ちゃんが
訝しみつつ煩(うるがって壁叩く程爆笑し
小生は 其の笑いにちょい怒った=愛しのちびデブ=に
容赦なく思いっきりの前蹴りを股間に見舞われ
ジェットストリームをBGMに悶絶する。(笑)
淫らなおんなになる・・には年齢も背丈も足らぬ娘と
馬鹿馬鹿しい人生と割り切れるほど老いて居ない餓鬼の
今にして思えば笑い話のような恋の記憶だったりする。
思えば昭和って妙なエネルギーに満ちてたなあ、と(笑)。
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